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 銭湯の変わったマナー

これは本当にむつかしい領域です。

まず、絶対にして欲しくないマナーから。時々湯船の中で小便をする人(子供が殆どですけど)は、後の人のことを考えて絶対にしないで下さい。また、時々洗い場の排水樋に小便をする人(やっぱり子供)は、湯船でするよりははるかにいい行為ですが・・・出来たら、入浴の前に小便は済ましておいてくださいね。これは、かなりの人が嫌悪感を抱きます。

と、ここからは50/50の難しいマナー。欲場内にいると何故か痰(タン)を吐く方が多いです。足で踏む可能性のあるところでされるのは、さすがに気持ちのいいものではありませんが、多くの方がその場所に打ち水をして排水溝に流れるようにしてくれてますので・・・う〜ん、なれないとちょっと気にはなりますが、温水につかって水蒸気を十分に含むと痰のからみが取れやすいというのを考えると・・・否定は出来ません。でも、出来たら洗い場の排水樋にして下さいね(^^) ちょっと床は、さすがに退きます。

次は、歯磨き。これも賛成派・反対派でほぼ拮抗しています。私たちは、体中を洗いに来ているのだから口内だけ放置は出来ない、ということでゴシゴシ歯を磨いています。痰を吐くのと大差はないのですが、とりあえず他の入浴客に影響を与えないようにするのは鉄則だと思います。

後は、湯船での洗顔。もちろんゴシゴシするというよりはちょっと浴びるって範囲ですが、これも賛否両論です。まず理由の1つは、顔面は皮脂が多くなる傾向があるので、それが湯船に溶解するのは気持ちいいとは・・・いえませんね。また、多くの人間の顔面には「顔ダニ」が取り付いています。もし低温の浴槽であれば、他者へ顔ダニが伝染してしまうことも十分ありえます。東京の銭湯では「浴槽内でのタオルの使用・洗顔の禁止」を条例で定めてありますが(前途の理由を考えると至極全うな考えです)、もし温泉で美肌になりやすい成分があるのなら、洗いたくなるのが人情ってものです。なので、出来たら源泉の出る蛇口があるのであれば、そこから洗面器に温泉水を入れて洗うことをお奨めします。

更に、キレイに体表の水分をぬぐってから脱衣所に入ること、というのも条例にはありますが、せっかくの温泉成分を洗い流してしまっているというのはあまり有益なこととは思えません。さて、それをクリアする方法は、というと意外にカンタンなのです、湯上りに1杯の洗面器に源泉を入れて、それですすいたタオルで肌に刷り込んでいく、という方法があります。うちのメンバーは全員がその方法を使っています。

そして、最近流行の入浴方法で、ミネラルウォーターやアイソトニック飲料を浴室に持ち込んで、汗をかいたり熱かったら水分補給。銭湯によっては禁止しているところもあるのですが、人間の生理的な事情を考えると、最適な方法であると言えます。もちろん、入浴前・入浴後の1杯の水、でもいいのですが、1時間浴室に居ると500〜800ccの水分が汗で失われます。そうすると、水分の補給は必須になってきます。これを知った上で、飲料水の持ち込みを禁止するのはいかがとは思いますが(客をのぼせさせる原因にもなりますし)、こんな単純なことでも50/50の支持なのです。

さて、果たして条例やローカルマナーは身体に負担を与えるだけで、絶対の規則にしてもいいのでしょうか。

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